東京五輪第16日の7日、札幌市で行われた女子マラソンで8位入賞した一山麻緒(ワコール)はゴール後、「勝てなかったけど悔いはない」と振り返った。日本選手の主な発言は次の通り。
一山麻緒「この日に向けてずっと頑張ってきた。できるだけ先頭集団にいて走りたかった。これ以上頑張れないくらい(ここまで)走ってきた。勝てなかったけど悔いはない。笑顔で終わろうと思ったので最後は手を上げた」
鈴木亜由子(日本郵政グループ)「苦しいレースだったが、自分を信じて42・195キロで出し切ろうと思い、最後まで気持ちを切らさずに走った。私だけの力ではなく、支えてもらってスタートラインからゴールまで行き着くことができた。感謝している」
前田穂南(天満屋)「自分のリズムをしっかりとつくり、周りに左右されずに走っていこうと思っていた。(五輪が)1年延期となって、状態やモチベーションなどを保つのが難しかった。無事、大会に出ることができたのでよかった。また次に向けて頑張りたい」