マイナポイント期間延長 カード交付遅れで年末まで

総務省は6日、マイナンバーカード取得者に最大5千円分のポイントを還元する「マイナポイント」事業について、ポイント還元を受けられる期間を今年9月末までから12月末まで3カ月延長すると発表した。都市部の自治体などでカードの交付が遅れており、9月末までに事業参加の申し込みが間に合わない人が出る恐れがあるため。

マイナポイントは、電子マネーのチャージ(入金)やスマートフォンを使ったQRコード決済をすると、買い物などに使える最大5千円分のポイントがもらえる仕組み。消費税増税後の個人消費を喚起しようと昨年9月に始まった。

マイナンバーカードを既に持っているか、今年4月末までに自治体に交付申請をした人が参加できるが、新型コロナウイルス感染拡大による人手不足などで自治体の交付作業が遅れ、申請してからカードが手元に届くまで数カ月かかるケースもあるという。このため事業期間延長を求める声が自治体から出ていた。

4月末までのカード取得者と交付申請者は合わせて4931万人に上るが、8月1日時点でポイント還元事業の参加を申し込んだのは半数以下の2148万人にとどまっている。