女子20キロ競歩 ダブル入賞の再現ならず

陸上の女子20キロ競歩で力強い歩きを見せる藤井菜々子(手前、左は岡田久美子)=6日、札幌市(代表撮影)
陸上の女子20キロ競歩で力強い歩きを見せる藤井菜々子(手前、左は岡田久美子)=6日、札幌市(代表撮影)

6日に行われた東京五輪陸上女子20キロ競歩は藤井菜々子(エディオン)が1時間31分55秒で13位となった。岡田久美子(ビックカメラ)は15位。

入賞ラインは遠かった。女子20キロ競歩は藤井が13位、岡田が15位だった。2019年世界選手権(ドーハ)は岡田6位、藤井7位でダブル入賞を果たした。再現はならなかった。

22歳の藤井は14キロまで先頭集団の後方から上位をうかがっていた。終盤は世界のスピードについていけず、給水ポイントでも引き離されて後退した。「五輪の洗礼を受けました」と敗戦を受け止めた。

国内にライバル選手が多い男子とは違い、女子は選手層が薄い。昨年以降、コロナ禍で世界の強豪とレースができず、国際審判員から歩型のジャッジを受ける機会も少なくなった。手探りで迎えた五輪だった。藤井は「同じぐらいの持ちタイムの選手に負けたのが悔しい」と振り返った。

16年リオデジャネイロ五輪代表は岡田1人だった。今回は3人を送り込んだ。29歳の岡田は「後輩の頑張りを見れたのは楽しかった」と話した。24年パリ五輪では競歩も男女混合種目が実施される予定。藤井は「私が中心になって女子のレベルを上げていく」と誓った。(丸山和郎)

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