東京五輪は6日、新競技のスポーツクライミング女子複合決勝で、2種目めのボルダリングで野中生萌(みほう)=XFLAG=が3位となり、2種目合わせても3位となった。次の最終種目リードで初のメダル獲得に挑む。野口啓代(あきよ)=TEAM au=はボルダリング4位で、2種目合わせて6位。首位はヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)だった。
ボルダリングに先立って行われたスピードで、野中はアヌク・ジョベール(フランス)に僅差で敗退。野口との日本人対決で野中3位、野口4位と2人とも好発進していた。
スポーツクライミング複合は、壁を登る早さを競う「スピード」、課題と呼ばれるコースをいくつ登りきれたかを争う「ボルダリング」、どこまで高く登ることができたかを争う「リード」の3種目に挑戦する。各種目の順位を掛け算し、数字が小さいほど順位が上になる。