浪速風

飲み会にアルコールは不要⁉

コロナ禍前にはこんな宴会が普通だった(今野顕撮影)
コロナ禍前にはこんな宴会が普通だった(今野顕撮影)

東京五輪も終盤。白熱する勝負をテレビで観戦しながら冷えたビールをグイっと…が楽しいのだが、ちかごろ世間では「微アル」が人気なのだという。微アルコール、つまりアルコール度数が極めて低い飲料のことだ。多くが0・5%など1%以下で、酒税法上は清涼飲料水というから驚いた

▶通常のビールは5%前後だから確かに微々たるもの。「だったらノンアルコールでいいんじゃない?」と思うが、作り方が違っていて微アルはよりビールに近いらしい。その分、味わいも近いということだろう。若者は低アルコールを好む傾向が進んでいて、飲めるのに食事会などではあえて飲まない人も増えてきた

▶それで楽しいんだろうか、と思うのは中高年の発想で、何を飲むかではなく誰と飲むかが重要なのである。でも、美食家サヴァランは「飲み物の順序は最も弱いものから最も強く香りの高いものへ」と言っている。そこに奥深い酒文化があるのだけど…。