熱海土石流、公営など入居対象拡大へ調整 初回申し込みは36世帯

静岡県熱海市伊豆山地区の大規模土石流災害に関し県は5日、被災者向け公営住宅の第1回募集(44戸)に14世帯の申し込みがあったと明らかにした。民間賃貸住宅の入居希望者は22世帯。申し込み数が伸びなかったのは自宅の全半壊(約70世帯)のみ対象だったためとみられる。

県は今月中旬予定の第2回募集開始までに、自宅被害が大きくないものの立ち入り制限区域内などで長期的避難が避けられない世帯も対象とする方向で、国と調整している。

一方、避難所の一つであるウオミサキホテル(同市和田浜南町)は使用期限が7日午前中までとなっており、ここに避難中の108人は期日までに出なければならない。

県の担当者は「自宅に帰れる人が相当数いると聞いている。どうしても自宅に戻れない人には、市が個別に今後について相談しており、必ず全員の行き先が決まるようにする」としている。