東京五輪第13日の4日、新競技のスポーツクライミングの女子複合予選があり、日本の野口啓代(TEAM au)と野中生萌(XFLAG)が出場した。1種目目に壁を登る速さを競う「スピード」が行われ、野中が日本記録を更新する7秒55をマークして4位につけた。野口は9位だった。
スポーツクライミングは、東京五輪から採用された新競技。スピードのほか、「課題」と呼ばれるコースをいくつ登りきれたかを争う「ボルダリング」、どこまで高く登ることができたかを争う「リード」の3種目に挑戦する。各種目の順位を掛け算し、数字が小さいほど順位が上になる。出場20選手のうち上位8人が6日に行われる決勝に進む。