バイデン氏、NY市の接種証明提示に賛同 「パスポート」型システムには否定的

3日、米ホワイトハウスで質問を受けるバイデン大統領(ゲッティ=共同)
3日、米ホワイトハウスで質問を受けるバイデン大統領(ゲッティ=共同)

【ワシントン=大内清】米東部ニューヨーク市が飲食店や娯楽施設などの利用者に新型コロナウイルスワクチンの接種証明の提示を求めると決めたことについて、バイデン大統領は3日、他の州や都市でも同様の措置がとられることが望ましいとの考えを示した。一方、欧州連合(EU)などで広がる「ワクチンパスポート」型のシステムには否定的な考えを示し、レストランなどの経営側がそれぞれにワクチン接種の有無を確認することで十分だとした。

米国では保守層を中心に、一律的にルールを課されることなどを連邦政府による「押し付け」だとして嫌う傾向があり、ワクチン接種やマスク着用などの義務化にも反対の声が強い。バイデン氏は、接種証明の提示が広がってワクチン接種が促進されるのに期待する半面、全米的なワクチンパスポートの導入などに踏み切れば大きな反発を招きかねないとも懸念しているとみられる。

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