東京五輪第13日の4日、ボクシング女子フライ級準決勝で並木月海(22)=自衛隊=がストイカジェリャスコバ・クラステバ(35)=ブルガリア=に判定で敗れた。3位決定戦がないため銅メダル獲得が決まった。3日に金メダルに輝いたフェザー級の入江聖奈(20)=日体大=に続く日本女子2人目の表彰台。
千葉県出身。153センチと小柄ながら軽快なフットワークを持ち味に、2018年世界選手権で銅メダルを手にした。日本勢女子初出場の今大会、順当に勝ち上がった。
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【ボクシング・女子フライ級準決勝】<並木月海-クラステバ>3R、攻める並木月海(右) =4日、両国国技館(撮影・松永渉平)
気持ちが足りなかった
並木月海の話 率直に悔しい。自分のテンポでできなかったのかなと思う。今思えばもっと開き直って闘えば良かったのかなと思う。まだまだ足りないところがたくさんあると感じた。気持ちが足りなかった。一番いい色のメダルを取りたかった。