札幌で記録的暑さ、東京並み あす5日から競歩、マラソン

東京五輪札幌マラソンのフィニッシュアーチ前で記念撮影する市民=4日午後2時ごろ、札幌市中央区の大通公園前(坂本隆浩撮影)
東京五輪札幌マラソンのフィニッシュアーチ前で記念撮影する市民=4日午後2時ごろ、札幌市中央区の大通公園前(坂本隆浩撮影)

東京五輪の競歩とマラソンは5~8日、札幌市で行われる。暑さを避けるため、東京から会場を移したものの、札幌も最高気温が30度を超える真夏日を15日連続で記録。競技の開催日も気温は上昇する見通しで、過酷な環境下でのロードレースとなりそうだ。

両競技の発着地点となる札幌市中央区の大通公園。4日の最高気温は平年より5・9度高い33・1度を観測した。近くに住む女性(61)は「この暑さは異常。東京でやるのと変わらないのでは」と話した。

札幌での開催は一昨年、国際オリンピック委員会(IOC)の主導で決定。当初、大会期間中の札幌の気温は東京より5~6度低いと想定された。しかし、五輪が開幕した7月23日以降の両都市の最高気温を比べると、今月4日までの13日間のうち5日間は札幌が東京を上回っている。

気象庁の予報では、競技が行われる5~8日の札幌の最高気温は32~34度。6、7日には東京を2度上回る見通しだ。開始時間は早朝や夕方で暑さのピークは避けられるが、マラソンがスタートする午前7時時点を4日の気温でみると、東京の28・1度に対して札幌は26・6度と、その差は1・5度だった。

大会組織委員会によると、マラソンコースの14カ所に給水テーブルを設置。うち9カ所には、砕いた氷を袋に入れた「氷玉」も準備。大通公園内に氷風呂を設け、レースには救急車が随行するなどの対策を取るとしている。IOCの広報担当者は「アスリートを助けるための措置はあらゆることをする」としている。(松崎翼、坂本隆浩、野々山暢)

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