新横綱照ノ富士が日本国籍取得 引退後に指導者希望

照ノ富士関
照ノ富士関

大相撲の新横綱照ノ富士(29)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が日本国籍を取得したことが4日付の官報で告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。将来的には指導者になる希望を持っている。

師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「さらに精進を重ねていってほしい。大きな節目で一層引き締まるものもあると思う。9月の秋場所では横綱として恥ずかしくない相撲を取っていってもらいたい」と話した。

外国出身の歴代横綱で日本国籍を有するのは、米国出身の曙と武蔵丸(現武蔵川親方)、現役の白鵬、鶴竜(現親方)に次いで5人目。モンゴル出身力士では白鵬や鶴竜親方、友綱親方(元関脇旭天鵬)らがいる。

照ノ富士は相撲留学した鳥取城北高から2011年5月の技量審査場所初土俵。15年夏場所後に新大関に昇進した。両膝のけがや内臓疾患の影響で大関から序二段まで転落しながらカムバック。7月の名古屋場所で3連覇を逃したものの14勝1敗の好成績を収め、第73代横綱に昇進した。