日本、スウェーデン破り4強入り 卓球男子団体

スウェーデン相手の第1試合、ダブルスに臨む張本智和と丹羽孝希(後方)=3日、東京体育館(納冨康撮影)
スウェーデン相手の第1試合、ダブルスに臨む張本智和と丹羽孝希(後方)=3日、東京体育館(納冨康撮影)

東京五輪の卓球男子団体戦で日本(世界ランク3位)は3日、準々決勝でスウェーデン(同5位)と対戦。3勝1敗で激戦を制した。スウェーデンはかつて世界選手権の団体戦で中国と覇を競い、3連覇という偉業も成し遂げた古豪。これを撃破したことにより日本は悲願の金メダルへと、また一歩近づいた。4日の準決勝で、台湾対ドイツの勝者と対戦する。

団体戦はダブルスで始まり、日本は珍しい左利き同士だった前日の豪州戦とは組み合わせを変え、左の丹羽孝希(26)=スヴェンソンホールディングス=と右の張本智和(18)=木下グループ=組が登場。クリスティアン・カールション(29)とアントン・チェルベリ(23)組を相手に第1ゲームの序盤から激しく競り合った。この日は硬さの取れた張本が好調で、大事な第1ゲームを11-8でものにした。

第2ゲームはさらに競り合い、11-11のデュースに。しかし、ここから日本は2ポイントを連取し、13-11でこのゲームも取った。

第3ゲームは序盤、0-3とスウェーデンが先行したが、丹羽のサーブと張本のチキータが冴え、すぐに4-4と追いつく。ここから一進一退となったが、勝負所で日本にミスが出て8-11でこのゲームを落とした。

第4ゲームは終盤に日本のミスが続いたが、何とか11-9でしのぎ、3-1で日本がポイントとなるダブルス戦で勝利した。

続くシングルスは、前日はダブルスで出場した水谷隼(32)=木下グループ=がマティアス・ファルク(29)とのエース対決に臨んだ。

くせ球に手を焼き、波に乗れない水谷は3-11で第1ゲームを落した。第2ゲームもエンジン全開とはならない水谷は、9-11で失った。第3ゲームは劣勢をしのいで12-10で奪い返したが、第4ゲームはファルクの強烈なバックハンドに苦しみ、8-11で落としてゲームカウント1-3で敗れた。

シングルス2試合目は張本がチェルベリと対戦。第1ゲーム、張本は戦術が固まらず10-12で落とした。しかし、第2ゲームは11-9で競り勝ち、第3ゲームに入ると得意の掛け声「チョレイ」もよく出て11-9で連取、優位に立った。第4ゲームは足もよく動き、張本はエンジン全開。12-10で押し切り、3-1で試合をものにした。

シングルス3試合目は丹羽が、水谷を破ったファルクと対戦。第1ゲームを12-10で先取した。過去の対戦成績が4勝2敗とファルクに相性がいい丹羽は、第2ゲームも落ち着いてプレー。終始リードを保ち、11-5で奪った。第3ゲームも丹羽の勢いは止まらず、序盤から大量リード。11-6でゲームをものにし、ストレートでファルクを破った。

激戦を勝ち抜き、日本は4強入りを決めた。