国際金融都市実現へ協定 大阪府市、SBIや岩井コスモと協定

海外から資金や人材を呼び込む国際金融都市構想をめぐり、大阪府市は3日、SBIホールディングス(HD)や岩井コスモ証券など関係機関と連携協定をそれぞれ締結した。ビジネスコンテストや、在阪ベンチャー向けのマッチングイベントの実施などを盛り込み、構想実現に向けた機運醸成を図る。

協定はこのほか、金融とITを組み合わせたフィンテック企業などが加盟する業界団体「Fintech(フィンテック)協会」と結んだ。

内容は締結先によって異なり、SBIHDとはブロックチェーンと呼ばれるデジタル技術を使ったビジネスコンテストを開催する。フィンテック協会とは在阪の創業間もない企業スタートアップと海外投資家を結びつけるイベントや、海外フィンテック企業の誘致などで協力するとした。

締結式で吉村洋文知事は「(国際金融都市は)一朝一夕でできるとは思っていないが、東西二極の一極を目指す」と述べた。SBIHDの北尾吉孝社長は「大阪には潜在力がある」と話し、出資する大阪堂島商品取引所を活用する意義を強調した。

国際金融都市構想をめぐっては3月に官民による推進委員会が発足。今秋の戦略骨子策定を目指している。