IOC 中国選手が表彰式に毛沢東バッジで事実関係調査

国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は3日の記者会見で、2日に行われた自転車トラック女子チームスプリントで金メダルを獲得した中国代表の鮑珊菊、鍾天使の両選手が、「建国の父」毛沢東のバッジを付けて表彰式に出たことについて事実関係を調べていることを明らかにした。

表彰式での今回の行動は政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じる五輪憲章第50条に抵触する可能性がある。

アダムス氏は「中国オリンピック委員会に報告を求めている」と説明し、中国側の回答を待っていることを明かした。

会員限定記事会員サービス詳細