バッハ会長、原爆の日に黙禱呼び掛けず 広島市に返答

IOCのバッハ会長
IOCのバッハ会長

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長に、広島原爆の日の8月6日に選手らに黙禱(もくとう)を呼び掛けるよう要請していた広島市は2日、バッハ氏から呼び掛ける方針はないとの返答を受け取ったと明らかにした。

市平和推進課によると、バッハ氏から2日にメールが届いた。7月16日に広島を訪問したことへの感謝を述べた上で、8月8日の閉会式で亡くなった全ての人を追悼する時間を設けると説明。「平和な世界という同じ目標に対し支援をいただいていることに心から感謝したい」と結んでいた。

同課の担当者は「それぞれの場で黙禱し、心の中で6日にある平和記念式典に参加してほしかった。残念だ」と話した。被爆者団体なども黙禱を要請していた。