東京五輪第11日の2日、体操女子種目別決勝の床運動で2017年世界選手権覇者の村上茉愛(日体ク)が14・166点でメルニコワ(ROC)と並び、銅メダルを獲得した。女子の日本勢は1964年東京五輪で団体総合銅メダル以来57年ぶりの表彰台となり、個人種目では初の快挙。
キャリーが14・366点で初の金メダルに輝き、米国勢が3大会連続優勝。フェラーリ(イタリア)が2位に入った。16年リオデジャネイロ五輪4冠のバイルス(米国)は棄権した。
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【体操】<女子種目別 床運動決勝>演技の冒頭、H難度の大技「シリバス」を決める村上茉愛の連続写真 =2日、有明体操競技場(川口良介撮影)
夢をかなえるため練習してきた
村上茉愛の話 これ以上ないくらいの出来で3番だった。受け止めてすごく満足したい。(2016年)リオデジャネイロ五輪の床運動(7位)で悔しい思いをして、次の五輪でメダルを取りたいと思った。その夢をかなえるために練習してきたので本当に良かった。