陸上女子1500メートル予選が2日行われ、2組に卜部蘭(積水化学)、3組に田中希実(豊田自動織機TC)が出場した。このうち、田中が4分2秒33で、自身が持つ日本記録を約1秒半更新する4着で、準決勝進出を決めた。
五輪史上、この種目に日本勢が出場するのは初めて。田中は、序盤から先頭集団を引っ張る快走をみせると、各選手がラストスパートで追い上げるなか、粘りの走りで4着を維持した。卜部は、4分7秒90で自己記録を更新したが、落選した。
田中は、五輪直前の大会で7月17日、4分4秒08の日本新記録をマークし、調子を上げていた。