中村輪夢5位 自転車BMX決勝

男子フリースタイル・パーク決勝での中村輪夢、1回目の演技=1日、有明アーバンスポーツパーク(川口良介撮影)
男子フリースタイル・パーク決勝での中村輪夢、1回目の演技=1日、有明アーバンスポーツパーク(川口良介撮影)

東京五輪第10日の1日、自転車BMX男子フリースタイル・パーク決勝が、有明アーバンスポーツパーク(東京都江東区)で行われ、中村輪夢(なかむら・りむ)=ウイングアーク1st=は5位に終わり、メダル獲得はならなかった。

同競技は今大会からの新競技。起伏がつけられたコースでBMXと呼ばれる自転車での演技を行い、技の難易度や構成を採点で競う。着地で後輪タイヤが障害物にひっかけてしまうことを指す「ゲシる」や、ジャンプしながら足を出す技「キャンキャン」などの競技用語もテレビの実況中継を通じ、SNSなどで話題となっている。

決勝は2回の演技でベストの得点が採用されるルールで、中村は1回目、地面に足をつけてしまうミスで得点を伸ばせなかった。プレッシャーがかかる2回目で、85点台の高得点を出したが、メダルには1歩届かなかった。

京都府出身の19歳。父の影響で3歳からBMXに乗り始めた。2017年の全日本選手権の初代王者で、19年にはトッププロが集まるXゲーム米国大会で準優勝を果たしている。


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