「公式見解としてお伝えします。メダルは食べられません!」。東京五輪の大会組織委員会がツイッターに、獲得したメダルをかむしぐさをする選手の写真とともに英語で投稿したジョークが話題になっている。
組織委は、今大会のメダルは日本国内で寄付された、使い古しの家電からリサイクルした金属でできていると説明した上で「メダルをかんじゃだめですよ。でもきっとみんなかむのでしょうね」と続けた。英紙デーリー・メールは「優しいアドバイス」と報じた。
国際オリンピック委員会(IOC)によると、かつてコイン取引業者が、使われた金が本物かどうかを確かめるためコインをかんだ。金が他の金属よりも軟らかいため、本物なら歯形が残るとされた。だが五輪の金メダルは1912年のストックホルム大会を最後に純金ではなくなった。(共同)