札幌の飲食店に酒類提供停止を要請 北海道が感染対策強化

蔓延防止等重点措置の適用決定を受けて取材に応じる鈴木直道北海道知事=30日午後5時半すぎ、北海道庁(坂本隆浩撮影)
蔓延防止等重点措置の適用決定を受けて取材に応じる鈴木直道北海道知事=30日午後5時半すぎ、北海道庁(坂本隆浩撮影)

北海道の鈴木直道知事は30日、8月2日から「蔓延(まんえん)防止等重点措置」が適用されることを受け、札幌市を対象に飲食店の酒類提供の停止要請などを盛り込んだ対策を実施する考えを示した。31日に開く北海道新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で正式に決定する。

鈴木知事は報道陣の取材に対し、「緊急事態宣言並みの感染状況にある札幌市を措置区域とし、緊急事態措置と同等の措置を実施することを基本に考えていく」などと対策方針を説明。同市以外でも感染者が増えた場合は「知事の権限でその区域を拡大できる。毎日のモニタリングを通じて必要なら拡大していく」との考えも示した。

また、酒類提供の停止要請に応じた飲食店に対する支援金について、「緊急事態宣言の地域と蔓延防止等重点措置の地域で要請内容に違いがない一方で、支援金の中身は違うという状況がある」と指摘。会見後、緊急事態宣言と同等の水準に引き上げるよう、同時期に蔓延防止等重点措置が適用される石川県、京都府、兵庫県、福岡県の知事と連名で国に要請した。