ハンド男子・吉田守一 雄姿に母校の後輩ら勇気

吉田守一選手を応援する母校・那賀高校のハンドボール部員ら=和歌山県岩出市
吉田守一選手を応援する母校・那賀高校のハンドボール部員ら=和歌山県岩出市

東京・国立代々木競技場で30日行われた東京五輪・ハンドボール男子の1次リーグで、バーレーン戦に日本代表として和歌山県紀の川市出身の吉田守一(しゅいち)選手(20)が出場。母校の県立那賀高校(岩出市)では、後輩のハンドボール部員らが試合中継を大型スクリーンで観戦した。日本代表は惜しくも敗れたが、吉田選手がみせた熱気あふれるプレーに刺激を受けた様子で、観戦後に「憧れの存在。自分たちも頑張りたい」と話していた。

吉田選手は、那賀高校に入学してからハンドボールを始めたが、長身を生かし、たちまち才能が開花。2年生で全国大会に出場している。

バーレーン戦で前半、シュートを放つ吉田守一選手=国立代々木競技場
バーレーン戦で前半、シュートを放つ吉田守一選手=国立代々木競技場

母の香織さん(47)は当時を「勝ちに貪欲で、全国で活躍したい気持ちがあったみたいです」と振り返る。

筑波大学に進学後、在籍しながらポーランドのチームに所属。本場・ヨーロッパで数々の試合経験を重ねてきた。今回選ばれたハンドボール男子日本代表のメンバーでは最年少。身長は190センチ。

那賀高では、この日のバーレーン戦の中継を教室内の大型スクリーンに映し出し、ハンドボール部員ら約50人が観戦した。新型コロナウイルス対策のマスクを着用し、スクリーンに向けて「ニッポン、ニッポン」などと1人がエールを送ると、他の部員らが声援の代わりに2本のバルーンスティックをたたくスタイルで応援した。

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