ベラルーシ反政権派のチハノフスカヤ氏がバイデン氏と面会

バイデン米大統領=23日、バージニア州アーリントン(ロイター)
バイデン米大統領=23日、バージニア州アーリントン(ロイター)

【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は28日、ベラルーシの反政権派の象徴的存在であるスベトラーナ・チハノフスカヤ氏とホワイトハウスで面会した。バイデン氏はツイッターで「チハノフスカヤ氏に会えて光栄だ。民主主義と普遍的な人権を求めるベラルーシ国民を支持する」と表明し、民主化勢力を弾圧する同国のルカシェンコ大統領への圧力を強める姿勢を示した。

チハノフスカヤ氏は今月中旬に米国を訪れ、ブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と相次ぎ会談してバイデン政権にベラルーシの反政権派に対する支持拡大を求めた。

チハノフスカヤ氏は昨年夏の大統領選で次点だった。ルカシェンコ政権が「選挙に不正があった」として反発した反政権派の市民らを大量拘束したのを受けて隣国のリトアニアに脱出し、国外で反政権活動を展開している。

チハノフスカヤ氏は28日のツイッターへの書き込みで、バイデン氏が「自由のため平和的に闘っている何百万人もの勇敢なベラルーシ国民に力強い連帯を示してくれた」として謝意を表明した。

チハノフスカヤ氏はまた、「ベラルーシは現在、民主主義と専制主義の戦いの前線となっている。世界は私たちと共にある。ベラルーシ情勢は成功譚(サクセスストーリー)となるだろう」と強調した。