東大阪市議の当選無効訴訟、最高裁が上告棄却

令和元年9月の大阪府東大阪市議選の当選議員が市内に住んでおらず被選挙権がなかったとして、次点で落選した男性が府選挙管理委員会を相手取り、当選無効などを求めた訴訟で、最高裁が府選管による上告を棄却していたことが29日、分かった。27日付。議員の当選無効とした大阪高裁判決が確定した。

東大阪市選管によると、当選議員だった「NHKから国民を守る党」会派に所属する嶋谷昌美氏(50)は27日付で当選無効となり、市議の身分を失った。代わりに次点の共産元職、浅野耕世氏(42)の当選を8月上旬にも正式決定する見通し。

嶋谷氏は数年前から兵庫県川西市などに住居を借りていたが、投票日の約3カ月半前に東大阪市でマンションを賃借。被選挙権が得られる3カ月以上の居住実態の有無が争点となっていた。今年3月、大阪高裁が嶋谷氏の当選無効判決を言い渡し、その後府選管が上告していた。

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