近大、法医学教室講師を懲戒解雇 検査費水増し関与

近畿大は29日、司法解剖の検査費を水増し請求し、大阪府警から金をだまし取ったとして、医学部法医学教室の60代の男性講師を懲戒解雇とした。検査費約5100万円を詐取したとして逮捕された法医学教室の元主任教授、巽信二容疑者(66)=3月に懲戒解雇=の部下で、巽容疑者の指示で府警に提出する請求書を作成していたという。

男性講師は平成19年から教室で勤務し、解剖も担当。近畿大の調査に水増し請求を認めているが「報酬はなかった」と説明している。大学は詐取したとみられる検査費を返還する方針。府警も男性講師から事情を聴いている。