卓球の女子シングルス3位決定戦で勝利した伊藤美誠は、同種目初の銅メダル獲得も、「正直、悔しい気持ちの方が大きいかな」と話した。
相手のユ・モンユ(シンガポール)も食らいつき、試合序盤は苦しんだ。伊藤は「勝てたことは一番だと思うが、全体がよくなった状態で試合に臨めなかった。そこは悔しい気持ちです」と述べた。
準決勝での敗戦にも触れ「負けた後も(周囲に)たくさん励ましてもらって気持ちを切り替えられたけど、正直(3位決定戦に)勝ってもやっぱり準決勝の悔しい気持ちと自分がうまくいかなかった気持ちが残っています」とした。
目にたたえた涙の意味を問われ「悔し涙です」と目元をぬぐった。