世界最速はブロメル?陸上男子100m 日本勢決勝進出なるか - 産経ニュース

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世界最速はブロメル?陸上男子100m 日本勢決勝進出なるか

6月20日、陸上の米国代表選考会で男子100メートル決勝を制したトレイボン・ブロメル(中央)=ユージン(USAトゥデー・ロイター=共同)
6月20日、陸上の米国代表選考会で男子100メートル決勝を制したトレイボン・ブロメル(中央)=ユージン(USAトゥデー・ロイター=共同)

五輪の花形種目、陸上男子100メートルは7月31日に予選が行われ、8月1日に準決勝、決勝を迎える。9秒58の世界記録保持者で五輪3連覇のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が引退して初めての五輪。「世界最速」の称号をかけた争いに大きな注目が集まる。

好調なのが米国勢だ。今季の世界最速タイムをマークしているのがトレイボン・ブロメル。6月上旬に世界歴代7位の9秒77をマークし、全米選手権も9秒80で優勝。同選手権では2位のロニー・ベーカー、3位のフレッド・カーリーもそれぞれ9秒85、9秒86と自己ベストをマークし、上り調子で五輪を迎える。

ブロメルは18歳だった2014年に初めて9秒台をマークし、15年世界選手権(北京)でも銅メダルを獲得した実力者。16年リオデジャネイロ五輪は8位で、その後はアキレス腱(けん)の手術など故障に苦しんだが、東京五輪の1年延期も追い風に、世界のスプリント界のエース格に浮上してきた。リオ五輪5位で、今季9秒84をマークしているアカニ・シンビネ(南アフリカ)も強力なライバルになる。

日本勢は山県亮太(セイコー)、多田修平、小池祐貴(いずれも住友電工)の3人が出場する。リオ五輪以降、日本でも次々と9秒台スプリンターが誕生し、五輪への機運が高まった。

男子100メートルの日本勢の決勝進出は1932年ロサンゼルス五輪で6位に入賞した吉岡隆徳(たかよし)以来、誕生していない。6月に9秒95の日本新記録をマークした山県は「自分の持てる力を百パーセント発揮して決勝進出を目標に頑張りたい」。自身3度目の五輪で悲願のファイナリストを目指す。(丸山和郎)

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