浪速風

熱戦のお供に

家電量販店のテレビ売り場では、大画面や有機ELの人気が高いという=大阪市中央区のエディオンなんば本店(鳥越瑞絵撮影)
家電量販店のテレビ売り場では、大画面や有機ELの人気が高いという=大阪市中央区のエディオンなんば本店(鳥越瑞絵撮影)

東京五輪に出場するアスリートゆかりの地では、祈るように応援する人たちの姿がみられる。ただし、このご時世だ。大勢が集まって大画面で観戦するパブリックビューイングは開催が難しい。自然と応援風景はこぢんまりしたものになる。本紙も地方版などでその様子をお伝えしているが、掲載する写真は少々寂しい

▶とはいえ、そこには親密さがにじみでる。みんなで1台のテレビを囲む。スマートフォンをのぞき込み、ひとり没入するネット視聴が一般的になったとはいえ、ここ一番はやっぱりテレビなのだ。日本の家電メーカーが、海外勢との価格競争に苦しみながらもブランドを維持しようとするのもうなずける

▶宣伝めいてしまいますが、ここ一番では新聞もお忘れなく。競技中の超人的な一瞬を切り取った写真、活字に刻んだアスリートのこれまで、その瞬間、未来を語る言葉。かみしめれば、こぢんまりしていても中身の濃い応援ができるはず。