米、南北朝鮮の通信回線復旧を歓迎「非核化実現に対話必要」

27日、南北間の通信回線復旧を発表する韓国大統領府の朴洙賢・国民疎通首席秘書官(韓国大統領府提供・共同)
27日、南北間の通信回線復旧を発表する韓国大統領府の朴洙賢・国民疎通首席秘書官(韓国大統領府提供・共同)

米国務省のポーター副報道官は27日の電話記者会見で、韓国と北朝鮮による南北通信回線の約1年ぶりの復旧について「米国は南北の対話を支持する。前向きな一歩として歓迎する」と表明した。「朝鮮半島で完全な非核化と恒久平和を実現するには対話と外交が不可欠だ」と強調した。

韓国側は、対話の本格再開に向け今夏の米韓合同軍事演習の大幅縮小を模索しているとされるが、即応性維持も重視する米側は慎重姿勢とみられる。今後の米韓の外交課題となる可能性もある。

バイデン政権は、北朝鮮の非核化に向けて「調整された現実的なアプローチ」を掲げ、北朝鮮との対話に無条件で応じるとの立場を繰り返している。ただ、これまで、北朝鮮側からの前向きな反応は確認されていない。(共同)