日本ソフト、13年ぶり連覇 しびれる頂上決戦、制す - 産経ニュース

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日本ソフト、13年ぶり連覇 しびれる頂上決戦、制す

【東京五輪2020 ソフトボール 決勝】〈アメリカ対日本〉金メダルを決めた日本代表の選手ら=27日、横浜スタジアム(納冨康撮影)
【東京五輪2020 ソフトボール 決勝】〈アメリカ対日本〉金メダルを決めた日本代表の選手ら=27日、横浜スタジアム(納冨康撮影)

東京五輪日本ソフトボール代表が27日、米国を下し優勝した。

13年ぶりに五輪に帰ってきたソフトボール。頂点に立ったのは今回も日本だった。優勝が決まると、笑顔で集まってきたナインが人さし指を天に掲げた。横浜の空を舞った宇津木監督は「感謝しかない」と声を上ずらせた。

均衡が破れたのは四回だった。2死一、三塁で渥美が泥臭く二塁内野安打を放ち先制。五回には2死二塁から藤田の右前打で追加点を挙げた。投げては先発上野が気迫の投球で無失点を続け、六回途中、「緊迫したところで出番が回ってくると分かっていた」という20歳の後藤にスイッチ。バックの好守に幸運も手伝ってピンチをしのぐと、最終回は上野が再びマウンドに立ち、三者凡退で締めた。攻守とも先手を打ち続け、つかんだ栄冠だった。

米国とは長く世界一を争ってきた。2000年以降、7度の世界選手権はすべて決勝で対戦し日本の2勝5敗。五輪は00年シドニーで敗れ、08年北京では初の金メダルに輝いた。互いに手の内を知るからこそ常に好ゲームとなり、勝ったときの喜びも倍増する。

五輪連覇のインパクトは大きい。「皆さんの期待に応えられて本当に良かった」と話した上野の目には涙があった。24年パリ五輪では実施されないことが決まっているソフトボールだが、しびれるような頂上決戦は、その魅力を日本中に再確認させたに違いない。(森本利優)

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