米テスラ最高益更新 前年同期の10倍、EVブーム続く

中国国際輸入博覧会に出展した米テスラのブース=2020年11月、上海(三塚聖平撮影)
中国国際輸入博覧会に出展した米テスラのブース=2020年11月、上海(三塚聖平撮影)

米電気自動車(EV)大手テスラが26日発表した2021年4~6月期決算は、最終利益が前年同期の約10倍に当たる11億4200万ドル(約1260億円)となり、四半期としての過去最高を更新した。環境意識の高まりを背景としたEVブームが業績を牽引(けんいん)した。

世界販売台数が大幅に伸び、四半期として20万台の節目を初めて突破。売上高は119億5800万ドルとほぼ倍増した。

従来は、温室効果ガス排出枠を他の自動車メーカーに売却して得る収入を差し引くと赤字だったが、4~6月期はこの収入を除いても黒字を確保できており、事業体質の改善が進んだ。

テスラは6月下旬、主力市場の中国で、運転支援システムの不具合を理由に28万台超のリコールを届け出た。中国当局は品質や顧客対応に厳しい視線を向けており、リコールが今後の販売にどう影響するかが最大の焦点だ。(共同)