東京五輪からの新競技となったサーフィンで、銀メダルに輝いた五十嵐カノア(木下グループ)は「みんなの応援で力をもらってメダルは獲れたのはうれしいけど、悔しい。あともうちょっとほしかった」と複雑な心境をにじませた。
決勝を振り返って五十嵐は「(決勝は)リズムが見つけられなかった。コンディションが変わってプランが合っていなかった」と反省の弁。家族についての質問には「ちっちゃいころからサポートしてくれて一生ありがたい」と言葉を詰まらせた。
一方、銅メダルを獲得した都筑有夢路は、「めちゃくちゃうれしい。信じられない。つらいときに頑張ってきてよかった」と手放しで喜ぶ。家族について聞かれると「サポートしてくれて本当に感謝しきれないぐらい感謝したい気持ちでいっぱいです」と涙ぐむ様子も。自身がメダルを獲得したことで「サーフィンを知ってもらえたらうれしい」と、競技の普及に期待を寄せていた。