立憲民主党法務部会のワーキングチーム(WT)の議論で性交同意年齢に関し「50代が14歳と恋愛し同意があった場合に罰せられるのはおかしい」などと発言した本多平直衆院議員=比例北海道=は27日夕、国会内で記者会見し、衆院議員を辞職する意向を明らかにした。
本多氏は27日午前に離党届を提出。立民は午後の常任幹事会で離党を了承した。本多氏はその後の記者会見で、離党した理由について「このまま私が(自由闊達な)党内議論を守るための戦いを続ければ、(性犯罪被害者など)第三者を傷つけ、党に大きな迷惑をかける」と説明した。
その上で、自身が比例選出の議員であることから「党を離れる以上、筋を通す」とし、早ければ同日中に議員辞職願を衆院に提出すると述べた。
秋までに行われる次期衆院選に無所属などで出馬する可能性に関しては「先のことは全く考えていない」と語った。