不自由展、訴訟取り下げ 会場利用許可取り消しめぐり

「表現の不自由展かんさい」が行われたエル・おおさかの前でプラカードを掲げる人ら=7月16日、大阪市中央区
「表現の不自由展かんさい」が行われたエル・おおさかの前でプラカードを掲げる人ら=7月16日、大阪市中央区

「表現の不自由展かんさい」の会場利用許可を大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市)側が取り消した処分は違法として、主催した実行委員会側が、センター側に処分撤回を求めて大阪地裁に起こしていた訴訟を取り下げたことが27日、分かった。21日付。展示が16~18日に予定通りに開催されたことで訴えの利益がなくなったと判断したとみられる。

センター側は、開催への抗議が相次いだとして6月25日に利用許可を取り消し、実行委側が同30日に提訴。取り消し処分の執行停止も同時に申し立て、利用を認める大阪地裁、高裁の決定が開催初日の16日に確定した。

開催をめぐっては、中止を求める脅迫文がセンターに送られたほか、爆竹の入った会場宛ての不審物が郵便局に届いた。