千葉県一宮町で27日行われた新競技のサーフィン。プレスカードがないため会場内での取材はできず、遠く離れた隣の海水浴場から撮影しました。近くには100人くらいの人が双眼鏡などを持って応援しています。
ここから選手の姿は、ほとんど点にしか見えません。600ミリの超望遠レンズに2倍のテレコンバーターを付けて撮影に臨みました。
会場内に流れているアナウンスが漏れ聞こえます。ワンセグ放送を見ながら、今どのような状況になっているのかを確認しながらの撮影です。
台風8号の接近を受けて、波はしぶきを上げて暴れています。風も強く、超望遠レンズをゆらすため、空気抵抗を少しでも少なくするためフードも外しました。
結果は男子は五十嵐カノア選手が「銀」、女子は都筑有夢路選手が「銅」メダル。日本勢が金メダルを取れなかったのは残念でしたが、打ち寄せる大波と一体となった選手のダイナミックな写真を撮ることができました。