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決勝は静岡VS東海大翔洋 雪辱ならず失投悔やむ磐田東・冨田 高校野球静岡大会

【静岡―磐田東】に先発した磐田東の冨田=26日、静岡市の草薙球場(岡田浩明撮影)
【静岡―磐田東】に先発した磐田東の冨田=26日、静岡市の草薙球場(岡田浩明撮影)

静岡県からの夏の甲子園大会出場権を懸けた「第103回全国高校野球選手権静岡大会」は26日、静岡市の草薙球場で準決勝2試合が行われ、静岡と東海大翔洋が28日の決勝戦に進出を決めた。

静岡は11安打を放ち、序盤から得点機を確実にものにした。投げても高須が4安打、7奪三振で、磐田東の打線を封じた。投手戦となった東海大翔洋と掛川西戦は、序盤の好機を確実に生かした東海大翔洋に軍配が上がった。

決勝は28日午前10時から、草薙球場で開催の予定。

◇ ◇ ◇

磐田東は、10年前の夏の県大会決勝で惜敗した雪辱を晴らす好機を生かせず、またも静岡の前に屈した。11安打を打たれ、七回コールド。先発の冨田優吾(3年)は「完敗という言葉しか出てこない」と悔しさをにじませながら、したたる汗をぬぐった。

一回、静岡の先頭・渋谷泰生(3年)に二塁打を浴びた。2試合連続で猛打賞をマークしたため警戒していたにもかかわらず、浮いた変化球を捉えられた。「今日一番のミス。先頭を抑えてリズムに乗ろうと思っていた」ことが崩れた。失策も絡んで2点を奪われ、主導権を握られた。

その後の満塁のピンチはしのいだが、五回には走者一掃の適時打を許し、六回1死一、二塁でバント処理を誤って、6点目を失った。2日前の準々決勝で秋春の県大会連覇の藤枝明誠を141球、2失点にねじ伏せた安定感はなかった。

「藤枝明誠戦の疲れは完全に『なかった』といえば嘘(うそ)になるが、それは言い訳にしかならない」と語り、「バント処理はアウトを取ろうと焦ってしまった」と唇をかんだ。

実は「満身創痍(そうい)だった」と山本幸司監督は明かす。冨田は5月末に膝を負傷し、1カ月半ほど本格練習から遠ざかっていた。二本柱の右腕・水野流唯(3年)のけがが完全に回復しておらず、冨田に頼らざるを得ない状況だった。それだけに、監督は10年ぶりの4強入りに導いた冨田の連投に「良く投げてくれた」と感謝し、涙ぐんだ。(岡田浩明)