将棋叡王戦、藤井棋聖が先勝 初の3冠目指す

第6期叡王戦五番勝負第1局を制し、叡王奪取に向けて好スタートを切った藤井聡太棋聖=25日、東京都千代田区(日本将棋連盟)
第6期叡王戦五番勝負第1局を制し、叡王奪取に向けて好スタートを切った藤井聡太棋聖=25日、東京都千代田区(日本将棋連盟)

将棋の豊島将之叡王(31)=竜王=に藤井聡太棋聖(19)=王位=が挑戦する第6期叡王戦五番勝負の第1局が25日、東京都千代田区で指され、先手の藤井棋聖が95手で勝ち、初の叡王獲得に向けて先勝した。藤井棋聖は叡王奪取に加え、王位初防衛にも成功すれば、初の3冠となる。

両者は現在、第62期王位戦七番勝負を戦っており、第3局を終え、藤井棋聖が2勝1敗で防衛に、あと2勝と迫っている。また、藤井棋聖はこの日の勝利で、苦手の豊島叡王に3連勝となり、対戦成績は藤井棋聖の4勝7敗となった。

終局後、藤井棋聖は「こちらの形が整う前に戦いになってしまい、少し苦しい段階が続いた」と振り返った。次局に向けては「第2局、第3局と続けてあるので、しっかりと状態を整えて臨みたい」と話した。

一方、初の防衛戦で黒星スタートとなった豊島叡王は「(次局が)すぐにあるので、しっかり準備をして頑張りたい」と、気持ちを新たにしていた。

叡王戦は今期から洋菓子メーカーの不二家が主催で、午前と午後の両者のおやつは、いずれも不二家の商品が提供された。藤井棋聖は「おいしくいただきました」と笑顔で話していた。

第2局は8月3日、甲府市で行われる。