「ヤッベー!」「スゲェ!」-。東京五輪のスケートボード男子ストリートが25日、有明アーバンスポーツパーク(東京都江東区)で始まった。今大会から五輪種目に採用されるなど注目を集める中、NHKEテレが生中継。プロスケートボーダーの瀬尻稜さん(24)によるテンションの高い解説と実況アナウンサーのやり取りが話題となっている。
階段や手すりなどの障害物を使ってトリック(技)を披露する「ストリート」。新競技とあって、解説の瀬尻さんは、選手やトリック、ルールを丁寧に説明しながらも、各選手のトリックが華麗に決まると、「鬼ヤバイっすね!」「いや~ハンパねえっす」とボルテージを上げた。
瀬尻さんが「スケボーは技がたくさんあるので」と話し、実況を担当するアナウンサーが「どれくらいあるんでしょう」と尋ねると、「無限っすね」と軽い調子で応じていた。
この癖になるやりとりはツイッターなどでも話題になり、「スケボー」「スケートボード」「瀬尻さん」がトレンド入りした。
日本勢は堀米雄斗(22)が6位で決勝に進出。五輪初代王者の座を誰が手にするのか、期待が高まっている。