27日から日野田崇「膨らむ手色形楽」展

ガレリアフィナルテ(名古屋市)での個展「吼える手色形楽」展示風景 photo:Sakae Fukuoka
ガレリアフィナルテ(名古屋市)での個展「吼える手色形楽」展示風景 photo:Sakae Fukuoka

陶のユニークな立体造形に取り組んできた作家、日野田崇(たかし)の個展「膨(ふく)らむ手色形楽(しゅしきけいがく)」が27日から8月15日まで、東京都千代田区の「CADAN有楽町」で開かれる。

昭和43年、神戸市生まれ。大阪芸術大学の工芸学科陶芸コースを卒業後、国内外で作品を発表。近年、明治以降に導入された「美術」に代わる概念として、造語の「手色形楽」を提唱している。手の感覚や身体性を重視し、物質に現れる色やかたちを通して、見る者との意思疎通をはかりたいという。

まるで生命体のような有機的フォルムに、マンガや浮世絵、イラストといった二次元的イメージが明瞭な線で描かれ、独特の世界が生まれる。陶芸で使う鉱物質の顔料ならではの、暗さや重さを帯びた色彩も見どころ。本展では新作4点と近作を、カッティングシートで装飾されたギャラリー空間に展示するという。

月曜休み(8月9日は営業し翌10日は休み)。入場無料。