朝晴れエッセー

私も願う・7月25日

私の夢は、オリンピックの選手になることでした。小学6年生のときに挑んだ陸上記録会の女子100m競争で、市内1位になれたからです。

友人関係に悩んでいたその当時、私のこの夢は、自分の気持ちを前向きにする大きな支えとなりました。

中学高校と陸上部に所属し、キャプテンも務めました。県大会や地方大会で現実を知り、インターハイは夢のまた夢。

いつしか私の夢は、「オリンピックのボランティアさんになること」に変わっていました。

結婚して母になり、望めばかなったかもしれないこの夢のこともすっかり忘れ、子育てと家事に追われる専業主婦の毎日。

オリンピックが開幕しました。7月14日の朝晴れエッセー「今、願うこと」を読んで、あぁ、オリンピックは、私のちょっとしんどかった思春期をあたたかく支えてくれた大きな存在だったな…と思い出しました。

このコロナ禍での開催。

ついこの間まで、子供の運動会は延期なのに、オリンピックはやるのね、なんて言っていた自分を撤回します。

ここ日本で、このような状況の中開催されたオリンピックが、どうかどうか、皆の喜びに変わる、子供たちに夢と希望を与える大会となりますように。

私も心から願っています。


横手道子(37) 神戸市須磨区