金正恩氏が水害で習氏に見舞い

錦繡山迎賓館の庭園を散策しながら話をする北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(手前左、当時)と中国の習近平国家主席(同右)ら=2019年6月、平壌(朝鮮中央通信=共同)
錦繡山迎賓館の庭園を散策しながら話をする北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(手前左、当時)と中国の習近平国家主席(同右)ら=2019年6月、平壌(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が、中国河南省の豪雨被害を受け、習近平国家主席に見舞いのメッセージを記した親書を送ったと報じた。

金氏は、犠牲者や遺族に哀悼の意を示した上で、復旧に向けた習氏や中国共産党の闘いを「全面的に支持する」と強調した。北朝鮮も昨年、大規模な水害に見舞われており、新型コロナウイルスの影響や食糧難が続く中、中国との結束を確かめる狙いもありそうだ。

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