2016年リオデジャネイロ五輪に続き、2回目の参加となった難民選手団が誇らしげに入場行進した。戦乱が続くアフガニスタンや内戦下のシリアなどの祖国を逃れた選手らは、苦難を感じさせない穏やかな笑みを浮かべ、手を振りながら歩いた。
選手団は11カ国出身の29人で結成。先頭のギリシャに続いて2番目に行進し、旗手は五輪旗を高々と掲げた。濃紺のおそろいのスーツに身を包み、拍手をする選手の姿も見られた。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、難民や国内避難民、亡命希望者らは世界で8千万人を超える。(共同)