菅首相、五輪開催「世界への責務」 米NBCテレビのインタビューで

菅義偉首相(春名中撮影)
菅義偉首相(春名中撮影)

【ワシントン=黒瀬悦成】菅義偉(すが・よしひで)首相は米国時間22日(日本時間23日)に公表された米NBCテレビとのインタビューで、東京五輪に関し「開催を取りやめるのは非常に簡単なことだ」とした上で、「日本は五輪を主催する権利を得た。主催国として、私たちは世界に対して責務を果たさなければならない」と述べ、開催への決意を強調した。

菅首相はまた、「世界中で40億の人々が五輪を視聴する」と指摘し、「新型コロナウイルスを克服して五輪が開催できることに真の価値がある」と訴えた。

一方で「(五輪開催をめぐり)世論が割れていることを最も懸念している」とも指摘した。

バイデン大統領のジル夫人が五輪の開幕式に出席するため訪日したことに関しては「日本にとって真の同盟国は米国だけだ」とし、「大統領夫人の来日を非常にうれしく思う。温かく迎えたい」と語った。

メダルの獲得数で日本が米国を上回ることができるか、との質問には「考えたこともなかった」と笑い、「私たちは主催国であり、日本人は控えめなので、全ての人々とメダルを分かち合いたい」と述べるにとどめた。