東京五輪のアーチェリーは23日、夢の島公園アーチェリー場(東京都江東区)で全64選手が出場する女子ランキングラウンド(予選)が行われ、山内梓(近大職)が665点で7位だった。
ロンドン五輪女子団体銅メダルの早川漣(れん、デンソーソリューション)は653点で16位。中村美樹(ハードオフ)は639点で31位だった。ランキングラウンドでは1人が72射を放ち、合計得点の順位で個人や団体での対戦相手を決める。3人の合計点は全体の4位となり、上位12カ国が出場する女子団体の決勝トーナメントへの出場を決めた。
アーチェリーは70メートル先の直径122センチの的を狙って矢を放つ。最高点の10点が得られる中心の的は直径約12センチで、コンパクトディスク(CD)と同程度のサイズ。集中力やメンタルの強さが求められる競技で、今大会では会場が東京湾付近であることから海風の影響も考慮する必要がある。
午後1時からは2012年ロンドン五輪男子個人銀メダルの古川高晴(近大職)ら3人が出場する男子のランキングラウンドが行われ、男子や混合団体の対戦相手が決定される。