難民選手団も開会式参加へ リオの3倍、29人

国立競技場のモニュメント前に集まった大勢の人たち=23日午後
国立競技場のモニュメント前に集まった大勢の人たち=23日午後

23日の東京五輪開会式には難民選手団も参加し、五輪発祥の国ギリシャに次いで五輪旗を掲げて2番目に行進する。世界の難民・避難民8200万人を代表して晴れの舞台で実力を競う。ロイター通信が伝えた。

競技に参加するのはシリアや南スーダン、アフガニスタンやイランなど紛争や混乱が続く国々の出身の29選手。初参加した2016年リオデジャネイロ五輪から約3倍に増えた。内戦状態のシリアから海を泳いで欧州に渡った競泳女子のユスラ・マルディニ選手ら6人はリオ五輪に続いての参加となる。

国際オリンピック委員会(IOC)は選手団の参加で難民・避難民の問題に光が当たるよう期待しているとし、「選手たちには重圧を感じることなく楽しんでもらいたい」と述べた。

事前にトレーニングを積んでいたカタールで選手団関係者の新型コロナウイルス感染が判明したため来日が遅れた選手もいたが、22日夜までにすべての選手が到着した。(カイロ 佐藤貴生)