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大ヒット「ミラブル」の次は「人間洗濯機」

油性ペンのインクを落とせる「ミラブル」(左)とサイエンスが2025年大阪・関西万博で披露する予定の「未来の人間洗濯機」のイメージ(いずれもサイエンス提供)
油性ペンのインクを落とせる「ミラブル」(左)とサイエンスが2025年大阪・関西万博で披露する予定の「未来の人間洗濯機」のイメージ(いずれもサイエンス提供)

「ファインバブル」と呼ぶ細かい泡で汚れを洗い流すシャワーヘッド「ミラブル」が大ヒットしたサイエンスホールディングス(大阪市淀川区)。青山恭明会長(61)は産経新聞のインタビューに応じ、2025年大阪・関西万博でファインバブルを使った「未来の人間洗濯機」を展示したい考えを明らかにした。さらに、1~2年後には医療、農業、工業用洗浄など幅広い分野で、ファインバブル技術を生かした製品が登場してくるという。

--ミラブルはどんな仕組みなのか

「簡単に言うと、超々微細気泡で洗う仕組みです。2017(平成29)年に国際標準化機構(ISO)が直径100マイクロメートル(マイクロは100万分の1)未満の泡を総称して『ファインバブル』と定義。さらに、1~100マイクロメートル未満の泡を『マイクロバブル』、1マイクロメートル未満を『ウルトラファインバブル』としました。ミラブルはミスト状にするとウルトラファインバブルを加速度的に発生させます。ミストは1秒間に2千回転の渦を巻きながら出て、ミスト中のファインバブルが優しいやすりの役割を果たし、汚れを浮かして洗い流します」

--発売はいつか

「平成30年7月です。9月にテレビの情報番組で取り上げられ、人気に火がつきました。現在は月6万本を出荷し累計販売台数は6月末で70万本。今のペースだと年内に100万本を突破します。通常のシャワーヘッドは年10万本売れれば空前の大ヒットといわれますが、ミラブルは現在、2カ月で(10万本を)達成します」

--数千円の商品が多い一般のシャワーヘッドに比べるとかなり高価だ

「洗浄力が全く違います。最新の『ミラブルplus』の希望小売価格は4万4990円。『高っ!』と思われる人が多いかもしれませんが、ミラブルは『浴室で使う美顔器』です。使わなくなった美容用品をお持ちの女性は多いと思います。しかし、毎日浴びるシャワーが勝手に美顔器になれば最高じゃないですか。重量は女性が片手で持ちやすい170グラム。軽くて衝撃に強いポリカーボネートを採用するなど材質にこだわりました」

--女性の頰に付けた油性ペンのインクがシャワーの水を当てて軽くこすると消えてしまうテレビCMが衝撃的だった

「CM制作者にミラブルを体験してもらったところ感激してくれました。『画期的な商品なので画期的なCMの方がいい』といわれ、誕生したのがあのCMです。当初は意味が分かってもらえず、水のCMと勘違いされました。しかし、結果的に半端ないほどの反響となり、当社の認知度は上がりました」

--業績は