【check!ラジオ大阪】「舞昆のこうはら」社長が明かす神田川俊郎さんとの交流 - 産経ニュース

メインコンテンツ

check!ラジオ大阪

「舞昆のこうはら」社長が明かす神田川俊郎さんとの交流

「舞昆のこうはら」の鴻原森蔵社長と、美和堂に届けられた神田川俊郎さんの絵
「舞昆のこうはら」の鴻原森蔵社長と、美和堂に届けられた神田川俊郎さんの絵

ラジオ大阪が放送した「開局スペシャル『ラジオで想いを届ける12時間!~大阪・関西と全国をつなげます~』」(7月19日放送)では、ラジオ大阪アナウンサーが「想いの届け人」となりました。このコーナーに中継で出演した「舞昆のこうはら」の「こうはらの若旦那」こと、鴻原森蔵社長は、6月25日に大阪福島に「“おかずドレッシング専門店”『食之錦 美和堂』」をオープン。新たな食生活を提案したいと新感覚のおかずドレッシングを販売し、店舗を訪れた原田年晴ラジオ大阪アナウンサーは、その味とアイディアを絶賛しました。

鴻原社長が想いの届け先として指定した、北新地「『神田川本店』の神田川先生」は、今年4月に新型コロナウイルスに感染し亡くなった、料理人・神田川俊郎さんです。鴻原社長は、神田川さんが今回の新商品の開発に大きく関わっていたと明かしました。平成27年に雑誌の取材で対談をしたのをきっかけに交流がはじまったという二人。「神田川先生のところ出汁はなんか違う。こんな出汁食べたことない」と驚いた鴻原社長は、店に通い詰め研究を重ねたといいます。「『うなぎ舞昆』や『美和堂』は、ふたりのタッグで生まれた商品」といい、「舞昆の商品には、神田川さんの味が根付いている」と話しました。

神田川さんの訃報を聞いた時は「ただショックだった」と顔を曇らせる鴻原社長は、「『美和堂』がオープンしたら一番にお祝いに行くと言ってもらっていたのに、それができるうちにオープンできなかった。『絵』をあげるから飾りやと言われていたのにもらえなかった」と悔しそうに涙を浮かべます。「絵」とは、神田川さん自ら描いた鯛の絵。鴻原社長は、遠慮がちに「もし(神田川本店に)その絵があったら『これ、美和堂に飾るって言ってたやつかなぁ』って聞いてもらえますか?」と依頼し、神田川さんと共に開発した商品を原田アナウンサーに託しました。

北新地の神田川本店では、神田川さんの次女・大竹可江さんが原田アナウンサーを迎えました。大竹さんは、鴻原社長と神田川さんが神田川本店の調理場で試作する姿を回想し「神田川の味がそのまま『舞昆』に残っているのは本当にうれしい、ありがたいこと」と商品を受け取りました。

鴻原社長が切望していた、神田川さんが描いた鯛の絵は店内に飾られていました。原田アナウンサーが事情を説明すると、料理長は「鯛は荒波を乗り越えて大きくなっていくという縁起の良い魚」と神田川さんの想いを代弁。大竹さんも快くその絵を鴻原社長へ贈りました。大竹さんは亡き父について「普段は怒ることもなく、心配性」と振り返り、「(父には)まだまだやり残したことがたくさんあった。神田川の料理人と一緒に神田川の心の味を残していきたい。今後ともお客様に笑顔と幸せな気持ちで食事していただけるようにスタッフ一同精進していきます」と暖簾を守る決意を力強く語りました。

この放送は、パソコンやスマートフォンからradikoのタイムフリーで7月26日(月)まで聴くことができます。「ラジオ大阪 開局63周年」と検索し、特設ホームぺージ「放送内容」の各時間からお聴きください。