天皇陛下、バッハIOC会長らとご面会

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長(右)と面会される天皇陛下=22日午後2時35分、皇居・宮殿「春秋の間」(松本健吾撮影)
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長(右)と面会される天皇陛下=22日午後2時35分、皇居・宮殿「春秋の間」(松本健吾撮影)

天皇陛下は22日、名誉総裁を務める東京五輪の開幕を前に、皇居・宮殿で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら関係者約20人と面会し、英語であいさつを交わされた。

陛下はお言葉で、新型コロナウイルスに万全の対策を講じながらの大会運営は「決して容易なことではない」とご言及。その上で、関係者の尽力に敬意を表すとともに、「アスリートの皆さんが健康な状態で安心して競技に打ち込み、その姿を通じて、新しい未来へと希望の灯火がつながれる大会となることを願います」と述べられた。

バッハ会長は「日本の皆様に危険をもたらすことのないよう、最大限の努力をしていることを、陛下に改めてお約束します」と話した。

過去に自国開催された五輪では、関係者を招いて茶会が催されたが、今回は飲食を伴わない形で感染対策を講じて行われた。

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