「ご本人が反省、当時は受け入れ」小山田氏番組でNHK一問一答

小山田圭吾さん
小山田圭吾さん

ミュージシャンの小山田圭吾氏が学生時代の同級生らへのいじめを理由に東京五輪開会式での楽曲制作担当を辞任した問題で、NHKは21日、小山田氏がかかわり、放送を取りやめたEテレの教育番組「デザインあ」について、放送を開始した10年前に視聴者から問い合わせがあったことを明らかにした。

放送を継続した以前の判断と今回の違いを問われ、正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長は、東京五輪で共生社会の実現を目指していく方向性を示した上で、「そういう中で、今回そういう判断(放送中止)をした」などと説明した。

小山田氏辞任、放送の取りやめに関するやりとりは次の通り。

Q 開会式で作曲された小山田圭吾さんが辞任したが、NHKでも「デザインあ」や「JAPANGLE(ジャパングル)」にかかわっていた。今後の放送については?

A正籬放送総局長 差し替えたことについては、記事等が出ているが、まず事実確認をしまして、ご本人が過去の記事の内容を認めることなど一連の経緯を踏まえて総合的に判断した。特に、われわれ、この五輪パラ、多様性を認め合って共生社会を一歩進めていこうということをレガシーにできないかと、それを放送上も体現していけないかということをひとつの目標に掲げているので、そういう中で判断したということ。当面のことについては、時期は決まっていないけれども、当面は取りやめる。

Q 昨日と今日の放送予定の番組を替え、昨日時点で「デザインあ」の方は、HPの出演者から小山田さんの名前が消え、「JAPANGLE」の方は番組のウェブ自体が消えたが、放送をしないということか

A正籬放送総局長 完全に最終的にどうするか決めていないが、この状況で、番組については休止して取りやめているということ。すべての方針を決めているわけではないが、いま言った趣旨から当面の番組は見合わせている。例えばNHKforスクールなどで配信しているものについても見合わせる措置をとっている。

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