内村、鉄棒の離れ技「感触良かった」　体操男子が本会場練習

体操男子の日本チームが２１日、本会場となる有明体操競技場（東京都江東区）で練習を行った。

個人枠で出場する内村航平（ジョイカル）は離れ技を中心に鉄棒の感覚を確かめ、「感触は良かったです。めちゃくちゃ」と手応えを口にした。会場については「思ったより照明が強いなと感じたが、実際に鉄棒をやってみると気にならなかった。さすが五輪会場。会場自体が美しいなと思った」と評した。

団体チームの主将を務める萱（かや）和磨（セントラルスポーツ）は「あん馬だけばたついたが、それ以外は比較的良かった。ネックになっていた跳馬ですごく良い跳躍が出たので言うことない」と明るい表情。安定感のある２４歳は、２４日の予選で、最初の平行棒を含め３種目で一番手を務める予定だ。

谷川航（わたる）（同）らもけがに注意しながら、跳馬の器具の硬さなどを入念にチェックしていた。