OSK日本歌劇団 新トップ楊琳「次の100年も愛して」

「100周年に在団できているのは奇跡、次の200年、300年に繋いでいけたら」と話すOSK日本歌劇団の新トップスター、楊琳さん
「100周年に在団できているのは奇跡、次の200年、300年に繋いでいけたら」と話すOSK日本歌劇団の新トップスター、楊琳さん

来年4月に創立100周年を迎えるOSK日本歌劇団。新しくトップスターに就任した楊琳(やん・りん)さんのお披露目公演となる「レビュー夏のおどり『STARt』」が8月5日から東京都中央区の新橋演舞場で始まる。楊さんは「節目の年をトップとして迎えることに身が引き締まる思い。愛してくれる人のため、次の100年につないでいきたい」と意気込む。

OSK日本歌劇団は、宝塚歌劇団、松竹歌劇団(SKD)とともに日本三大少女歌劇のひとつとされる。戦禍や解散の危機を乗り越え、歴史を重ねてきた。

そんなOSKの魅力は「逆境に負けない〝生命力〟」だという。楊さんは平成19年に入団し、演技力、ダンス力に優れた二枚目の男役として、今年4月にトップスターに就任した。「(コロナ禍で)沈んだ気持ちになりがちな現在だからこそ、自分たちの熱いエネルギーを受け取ってほしい」と話す。

今作は、OSKが得意とする群舞の魅力を生かした洋舞レビュー2幕構成(平澤智さん作・演出・振付)。コンテンポラリーダンスやコメディーショー、ラインダンス、オールドミュージカルメドレーなど、「歌劇ならではの見どころばかり」。トップスターは全場面で登場するので、その演技やダンスの多彩な変化も楽しい。


「自分にとってはお披露目公演ですが、これが初舞台の団員もいる。この素晴らしい歴史、連鎖を止めちゃいけない。愛されて続いてきたこの歌劇団を、もっと広く知ってもらえるよう、盛り上げてきたい」と笑顔で話した。

8月8日まで。問い合わせはチケットホン松竹、0570・000・489。(三宅令)